アンチエイジングのための2つの要件と5つのアプローチ

今回から食事の話に移ろう。食事はエネルギーの元だ。私たちは日々の生活を営むために必ず食事を摂らなければならない。適切な食事を摂ることで、ダイエット、筋肥大に加えて、アンチエイジングにも役立てることができる。逆にいえば、不適切なものを食べてばかりでは、ダイエットはうまくいかないし、筋肉を育てることもできない。ましてや老化も進んでしまう。日々摂取するものであるからこそ、日々の積み重ねが最も活きてくる。

今回は、アンチエイジングの基本的な考え方を紹介する。なぜアンチエイジングかと言うと、ダイエットとの共通項が多いためである。なお、本ブログで紹介するアンチエイジングのための理論は、オ―ガスト・ハーゲスハイマー氏のオーガスト流フード・ヒーリングを土台としている。

ハーゲスハイマー氏は、アンチエイジングの実現要件を2点主張している。

a. 活性酸素のダメージを最小限に抑える。
b. ホルモンバランスを整える。

活性酸素は、私たちが呼吸で取り込んだ酸素から生じ、身体を参加して老化を進める物質であり、老化の原因と考えられている。活性酸素は、日常生活においても生じるが、廃棄ガス、農薬、化学物質、紫外線、過度の運動・ダイエットなどの不自然な活性酸素が問題となる。これらによるダメージを防ぐことで老化を遅らせることができると考えられている。

ホルモンは、身体の情報を脳に伝える役割があり、複数のホルモンがバランスを取りながら身体の状態を整えている。ホルモンバランスは老化とともに変化するが、ホルモンバランスを若いときの状態に整えることで、老化を遅らせることができると考えられている。

オーガスト流フードヒーリングでは、これら2つのポイントを実現するために5つのアプローチを採用している。

1. 体内をクレンジングする
2. 抗酸化物質を摂る
3. 本物を食べる
4. 糖質を控える
5. アルカリ性の食品を増やす

次回からはこれらを1つずつ解説していこう。

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